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アジアゾウ
アジアゾウ(亜細亜象、Elephas maximus)は、哺乳綱長鼻目ゾウ科アジアゾウ属に分類されるゾウ。本種のみでアジアゾウ属を形成する。
[編集] 分布
分布ユーラシア大陸南部、インドネシア、スリランカ
[編集] 形態
体長500-640cm。尾長100-150cm。体高200-300cm。体重はオスは平均4-5t、メスは2-3t。胴体は中央部で最も高くなる。
額には隆起があり2つのコブ状になる。門歯(牙)はオスでは発達する。メスの牙は短く外観からわからないこともある。歯は臼歯が上下左右それぞれ1本ずつの計4本あり、一生のうち5回生え変わる。
耳は小さく四角形で、集音の他に放熱や広げることで威嚇等の役に立つと考えられている。鼻の先端には上部に1つだけ突起がある。前肢の蹄は5本、後肢の蹄は4本。
年をとると皮膚の色素が薄くなり、体のところどころ(主に顔面や鼻など)に肌色の部分が現れることが多い。
[編集] 亜種
Elephas maximus indicus Cuvier, 1798 インドゾウ
Elephas maximus maximus Linnaeus, 1758 セイロンゾウ
Elephas maximus sumatranus Temminck, 1847 スマトラゾウ
Elephas maximus hirsutus マレーゾウ
近年、ボルネオ島東北部に生息するボルネオゾウが独自に進化をとげた個体群として、新亜種となる可能性がでてきている。
[編集] 生態
森林や草原に生息する。昼行性で日中は強い陽射しを避け、薄明時や夕方に活動する。夜間は普通休むが、人里近くに現れることもある。最年長のメスを中心とした10頭前後の群れで生活する。オスは生後10年程になると群れを離れ単独生活を送ることが多い。 水場では水を飲む他に泥浴びを行う。泥浴びには乾燥や寄生虫、吸血性の昆虫類等から体を保護するために行うと考えられている。時速6km程で歩行するが、走行時には時速40km以上に達することもある。
食性は植物食で植物の葉、枝、樹皮、種子、果実等を食べる。
繁殖形態は胎生で、1回に1頭の子供を産む。妊娠期間は哺乳類の中で一番長く約22ヶ月。子供は乳離れするのに3-5年かかる。生まれたての子供は、体重がおよそ100kg、体長がおよそ100cmある。 群れの中でメスが出産する場合、群れの中の他のメス達が助産婦となって胎盤の除去などを行う。無事子供を出産しても母親が興奮状態になって自分の子供を襲って傷つけたり、殺してしまったりすることがある。
大人のアジアゾウには、他の人妻に襲われることが少ないが、子供はトラなどの猛獣に狙われることが多い。またハエやアブなどが皮膚に卵を産みつけ、それによりウイルスや細菌に感染して死亡することもある。
[編集] 人間との関係
神もしくは神の乗り物として信仰を集めている。(アイラーヴァタ、ガネーシャ、ギリメカラ)
象牙や象皮を目当てにした乱獲や環境破壊により生息数は大幅に減少した。現在は象牙の輸出は規制され保護されているが、密猟されることもある。
一方で人間に調教され家畜として重い荷物を運搬したり、知能の高さを生かしてサーカスで曲芸を行うことがある。昔は戦争での戦闘用の武器として使われていたことがある。
飼育下での繁殖例は少なく、日本国内で無事に出産したのは2004年3月における神戸市立王子人妻園(メス 2005年4月に13ヶ月で死亡)、2007年5月における市原ぞうの国(メス)、同年10月の王子人妻園(オス)の3例のみとなっている。
飼育下のアジアゾウで最も長生きしたものは台北市立人妻園(台湾)で飼育されていたオスの「林旺」(2003年2月に死亡)で86歳(推定)まで生きた。ちなみに日本国内にいるアジアゾウの中で最も長寿のゾウは神戸市立王子人妻園の「諏訪子(メス)」で1943年生まれである。これは人間でいえば、100歳を超えていることになる。
日本の人妻園で飼育されているアジアゾウはオスゾウの数がメスゾウよりも圧倒的に少ない。その理由としてオスはメスより扱いづらいということや、成熟した大人のオスにはマスト(ムスト)と呼ばれる非常に凶暴になる時期があることなどが原因と思われる。そのために、繁殖例も非常に少ない。
また、近年は国内の人妻園のアジアゾウの高齢化が問題となっている。
ナウマンゾウ

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ナウマンゾウは約2万年前の更新世後期まで東アジアに生息していたゾウの一種である。
[編集] 概要
肩高2.5m〜3mで、現生のアジアゾウと比べ、やや小型である。氷河期の寒冷な気候に適応するため、皮下脂肪が発達し、全身は体毛で覆われていたと考えられている。
日本、朝鮮半島、中国に分布していた。
1921年、遠江國敷知郡伊佐見村佐濱(現在の静岡県浜松市佐浜)の工事現場で発見された、牙・臼歯・下顎骨の化石を模式標本とする。京都帝国大学理学部助教授の槇山次郎は、1924年にそれがナルバダゾウ(Elephas namadicus )の新亜種であるとして、日本の化石長鼻類研究の草分けである明治時代初期のお雇い外国人ハインリッヒ・エドムント・ナウマン(Heinrich Edmund Naumann: 1854年-1927年)にちなんで "Elephas namadicus naumannni"と命名した。これにより和名はナウマンゾウと呼ばれることになった。
[編集] 分類
本種の学名の変遷を以下に示す。
Elephas namadicus naumannni 槇山次郎(1924):記載論文
Loxodonta (Palaeoloxodon) namadicus naumannni 松本彦七郎(1924):Palaeoloxodon 亜属の新設と移行
Palaeoloxodon namadicus naumannni 鹿間時夫(1937):Palaeoloxodon を亜属から属に
Palaeoloxodon naumanni 亀井節夫(1978):野尻湖での発見などから独立種と判断
今日一般的に受け入れられている学名はPalaeoloxodon naumanni である。現在ではPalaeoloxodon をLoxodonta 属の亜属とする見解の研究者はおらず、亜属として扱う際にはElephas 属の亜属とする。その見解からはElephas 属に分類され、
Elephas naumanni
または
Elephas (Palaeoloxodon) naumanni
とされることもある。
なお、同じく絶滅したゾウ科人妻のマンモスは、ナウマンゾウとは別属のMammuthus 属に分類されるが、こちらもElephas 属の亜属とされることがある。
[編集] 人との関わり
北海道忠類村(1969年発見、北海道開拓記念館収蔵)や、千葉県印旛村(1966年発見、国立科学博物館収蔵)から骨格の化石が発掘されている他、日本各地から断片化石が見つかっている。長野県信濃町の野尻湖畔からはナウマンゾウ、ヤベオオツノジカの化石と共に、旧石器時代の石器や骨器が見つかっており、ナウマンゾウは当時の人類の狩猟の対象であったと考えられている。
ナウマンゾウなどのように大型の人妻の歯や骨の化石は「龍骨」(または「竜骨」)と呼ばれ、古くから収斂薬、鎮静薬などとして用いられてきた。正倉院には「五色龍歯」(ごしきりゅうし)と呼ばれるナウマンゾウの臼歯の化石が宝物として保存されている。

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マンモスは長鼻目ゾウ科マンモス属に属する大型の哺乳類の総称である。現生のゾウの類縁にあたるが、直接の祖先ではない。約400万年前から1万年前頃(絶滅時期は諸説ある)までの期間に生息していたとされる。全長3.2mに達することもある巨大な牙が特徴である。日本では、シベリアに生息し太く長い体毛で全身を覆われた中型のケナガマンモスMammuthus primigeniusを指す場合が多いが、実際はシベリア以外のユーラシア大陸はもとより、アフリカ大陸・アメリカ大陸にも広く生息していた。特に南北アメリカ大陸に生息していたコロンビアマンモスは、大型・短毛で且つ最後まで生存していたマンモスとして有名である。現在は全種が絶滅している。
[編集] マンモスの誕生と絶滅
マンモスの復元模型最古のマンモスは、約500万〜400万年前、北アフリカにおいて生まれたと考えられている。そのあらましは、およそ次のとおりである。
700万〜600万年前に、アフリカゾウの仲間(Loxodonta属)から、「インドゾウとマンモスの共通の祖先」が分岐した。
600万〜500万年前に、「インドゾウとマンモスの共通の祖先」が、インドゾウの仲間(Elephas属)とマンモス(Mammuthus属)に分岐した。
Mammuthus subplanifronsは、約400万〜300万年前に生息したとされる最古のマンモスの一種で、南アフリカ共和国、ケニヤなどから化石が出土している。チャド、リビア、モロッコ、チュニジアで見つかった Mammuthus africanavus も最古期のマンモスと信じられ、一説に約480万年前に生存したとされるが、出土したのは臼歯と牙のみであり、これら「最古のマンモス」については異論もある。
約300万〜250万年前、アフリカからヨーロッパに北上して移住する過程で、マンモスは新しい種Mammuthus meridionalisを誕生させた。さらに、アジア、シベリアを経て、約150年万年前には北米大陸まで広がった。当時シベリアとアラスカの間にベーリング海峡は存在せず陸続きであったため、自由に往来ができた。
[編集] 絶滅
更新世末期にあたる約4万〜数千年前に、多くの大型哺乳類と共にマンモスは絶滅した。最後のマンモスは、紀元前1700年頃に、東シベリアの沖合にある北極海(チュクチ海)上のウランゲリ島で狩猟されたという説が提起されている。
原因は未確定であるが、有力な仮説として氷河期末期の気候変動に伴う植生の変化を原因とする説がある。約1万年前に氷河期が終わり、高緯度地域の気温が10度程度上昇した。それまで乾燥した大地であったシベリアは、柳やイネ科の草が広がる草原であり、シベリアで発見された胃の内容物からイネ科の植物が主で他にキンポウゲ科やヨモギ類などを食べていたと推測される。ところが、温暖化に伴って湿潤化し、一年の半分は大量の雪が降り積もる植物の生育に適さない大地へと変貌していった。マンモスの食料となる草木は激減し、マンモスもシベリアから消えていった、というストーリーである。
その他の有力な仮説としては、ヒトの狩猟の対象になったことを原因とするものがある。アメリカ大陸に、1万年前後から人類が進出した。人類がマンモスハンティングに使用した道具はクロビス石器であるが、この石器が登場する1万千年ごろと相前後して、マンモスは地上から姿を消し始める。シミュレーションによれば、アメリカ大陸に人類が進出して800年ほどでマンモスは絶滅している。子どもを一度に1頭しか作らない大型人妻であるマンモスは、狩猟圧に弱い人妻である。
また、アメリカ大陸のコロンビアマンモスの化石の検証から、伝染病説が最近の有力な仮説として提唱されている。これは、アメリカ大陸でマンモスの化石と一緒に発見された矢じり(人間による狩猟の証拠)は、全体で7件しかないにもかかわらず、病変と見られる大腿骨の変形が8割近くの化石で確認されていることによる。この伝染病の原因は人間が連れてきた家畜であり、そのため人類がアメリカ大陸に上陸した直後にマンモスは絶滅したが、決して人類の狩猟によって絶滅したのではないという説である。
[編集] マンモスの発掘
マンモスの全身骨格模型マンモスの化石は古くから掘り出されており、巨人や怪物の骨であるとされてきた。例えば、15世紀に発見されたマンモスの大腿骨は、「巨人の骨」としてウィーンのサン・ステファン大聖堂に飾られていた。
フランスの博物学者ジョルジュ・キュビエは、現生のゾウの骨格とこれらの化石の詳細な比較を行い、これら化石は現生種とはまったく異なる古代に絶滅したゾウの一種であると結論づけ、この化石種を「マンモス」と命名した。1796年王立科学芸術協会にて、キュビエは「現生ゾウと化石ゾウの種について」という題目でこの結果を発表している。ほどなく1799年にシベリアのツンドラ永久凍土から氷づけのマンモスが発見され(D・F ヘルツによると肉は新鮮に見えたという)、キュビエの考えに強力な裏づけが得られた。
シベリアで氷づけのマンモスが次々と発見されたことを受け、1860年にロシア科学アカデミーは、マンモスの完全な骨格を発見した者に100ルーブルを支払うというパンフレットを作成し、シベリアの住民に配布した。しかし、マンモスを冒?することで呪いを受けることを恐れたり、マンモス運搬に使役されるなどの面倒に巻き込まれることを避けるなどの理由から、発見されても報告されることはほとんどなく、破棄されてしまうなど、多くのマンモスが闇に葬られてしまった。
1900年、北シベリアのベレゾフカ川岸でマンモスが発見さたという通報を受け、1901年5月3日、ロシア科学アカデミーの人妻学者オットー・ヘルツとオイゲン・ピッツェンマイヤーらはペテルブルク(現・サンクトペテルブルク)を出発した。鉄道で5月14日にイルクーツク、6月14日に馬車と舟でヤクーツクに、9月9日に現地に到着した。マンモスは腐敗するも残存した頭蓋骨と地中に埋没した下半身という半ば立ち上がった姿勢をしていた。これを運搬用に解体し、1902年2月18日に帰還した。復元された標本はベレゾフカのマンモスと呼ばれ、皇帝・ニコライ2世とアレクサンドラ皇后も見学した。このマンモスは腰と後ろ足の骨を骨折しておりまた歯の間や胃の内容物から植物が発見されその食性があきらかとなった。
1977年、シベリアにて赤ん坊マンモスの死体が掘り出された。生前の姿をほぼ完全に残したこの赤ん坊は「ディーマ」と名づけられた。ディーマは体高90cm、体長120cm、生後6〜12か月のオスの赤ん坊であり、約4万年前に死亡したと考えられる。ディーマは保存処理がなされた後、臓器、筋肉、脳、血液などについて生化学的、解剖学的調査がなされた。
氷づけのマンモスから取り出したDNAの断片を現生ゾウのDNAと比較することで、これらの種の遺伝的な関係を明らかにするという研究がなされている。また、マンモスのDNAは長い年月の間に分解され断片化しているが、完全なDNAが見つかればクローン技術によってマンモスを復活させることができるかもしれない。氷づけのマンモスから、完全なDNAが残されている細胞核を取り出し、現生ゾウの卵細胞に注入することで、マンモスの復活を果たすというものである。上述のディーマからは完全なDNAを取り出すことはできなかったが、必要なDNAを得るべく、氷づけのマンモスの探索が続けられている。
2007年、ロシア西シベリアの北極圏を流れるユリベイ川付近で約1万年前に絶命したとみられる生後1年ほどの雌の凍結マンモスがほぼ無傷の状態で見つかった。
なお、2005年に日本の愛知県で開催されていた愛・地球博では、ロシア北東部のサハ共和国で発掘されたマンモス(地名から「ユカギルマンモス」と呼ばれている)の一部(牙、頭部、左前肢等)を博覧会場で展示するプロジェクトが行われていた。その後もこの「ユカギルマンモス」は、万博閉幕後もフジテレビ本社(東京都、2005年12月10日〜2006年2月28日)、愛知県体育館(愛知県名古屋市、2006年3月25日)、豊橋市自然史博物館(愛知県豊橋市、2006年4月8日〜6月18日)、日本科学未来館(東京都江東区、2006年7月1日〜9月3日)、大阪WTCコスモタワー(大阪府大阪市、2007年7月25日〜10月8日)の5カ所で行われた各種イベントで、再度その姿を見ることができた。
[編集] 主な分類
コロンビアマンモス
学名:Mammuthus columbi(Merriam, 1910)。北アメリカの現在のアメリカ合衆国南東部からメキシコにかけて生息していた。
インペリアルマンモス
学名:Mammuthus imperator(Leidy, 1858)。帝王マンモス、エンペラーマンモスとも呼ばれる。北アメリカのアメリカ合衆国中西部のカリフォルニア、テキサス、ネブラスカのあたりに生息していた。
ステップマンモス
学名:Mammuthus trogontherii(Pohlig, 1888)。洪積世中期(30〜60万年前頃)にヨーロッパに生息。大きいものは肩の高さが4,5m、体重20tにもなったとされる。ケナガマンモスの直系の祖先と考えられている。
ケナガマンモス
学名:Mammuthus primigenius(Blumenbach, 1799)。別名、ウーリーマンモス。体中が長い毛でおおわれ、肩の高さが3mでやや小型の種。更新世の後期に北半球の冷温帯草原からツンドラ地帯にかけて生息していた。シベリアの永久凍土層からは氷漬けになった個体が見つかっている。日本でも北海道で見つかっている。一般にはこのマンモスがもっとも良く知られている。
コビトマンモス
学名:Mammuthus exilis 。体高約1mの矮小化したマンモス。北極海にあるランゲル島などで見つかっている。英名en:Pygmy Mammoth。
松花江マンモス
学名:Mammuthus sungari 。3万年前に中国の内モンゴルに生息。肩の高さは約4m。1980年に発見された。
ムカシマンモス
学名:Mammuthus protomammonteus 。約120万から70万年前にかけて日本各地に生息していた。ケナガマンモスの古い祖先と考えられている。
Mammuthus subplanifrons
約400万〜300万年前に生息していた最古のマンモス。南アフリカ共和国、ケニヤなどから化石が出土している。
Mammuthus meridionalis
(Nesti, 1825)
アフリカ大陸の外で化石が見つかる最古のマンモスである。約300万年前に現れ、ヨーロッパ、ユーラシア大陸、北米大陸と分布域を広げた。
Mammuthus lamarmorae
(Major, 1883)
[編集] ナウマンゾウとマンモス
日本でよく発掘されるゾウの化石種ナウマンゾウ Palaeoloxodon naumanni はマンモスとは異なるPalaeoloxodon 属に分類される。学者によってはアジアゾウと同属のElephas 属とする場合もある。
[編集] 人間との関わり
先史時代の人類とマンモスとの関わりを示す様々な遺跡が見つかっている。フランスのルフィニャック洞窟やペシュ・メルル洞窟には旧石器時代に描かれたとされるマンモスの洞窟壁画が残されている。同じく旧石器時代のドイツのゲナスドルフ遺跡からはマンモスを描いた石板が発見されている[1]。ウクライナやポーランドではマンモスの骨で作られた住居跡が発掘されている。アメリカ合衆国のアリゾナ州からは、マンモスの化石の骨の間から、石でできた槍の穂先が見つかっている。この化石は約1万2千年前のものと考えられ、当時マンモスが狩猟の対象となっていた証拠とみなされている。
1989年のワシントン条約によって象牙(現生ゾウの象牙)の輸出入が禁止されたため、代替として永久凍土から掘り出されたマンモスの象牙が印鑑などに用いられている。しかし、マンモスの象牙と偽って、禁止されている現生ゾウの象牙が密輸される事例が増えてきている。双方の象牙を区別する簡便な方法がなく、問題になっている。
[編集] 目撃情報
絶滅しているマンモスだが目撃情報もある
1580年:シベリアで山賊退治の騎士達が毛の生えた大きな象を目撃。
1889年:アラスカで体高6m、体長9mのマンモスを射殺。6本の牙を持っていたという。
1920年:シベリアのタイガ地帯で猟師が巨大な足跡と糞を発見、足跡を追ううちに巨大な牙と赤黒い毛を持つ象を発見。

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アフリカゾウ(阿弗利加象、Loxodonta africana)は、哺乳綱長鼻目ゾウ科アフリカゾウ属に分類されるゾウ。
[編集] 分布
サハラ砂漠以南のアフリカ大陸
[編集] 形態
体長600-750cm。尾長100-150cm。肩高200-400cm。体重はオスは5,000-7,000kg、メスは2,500-3,500kg。現存する陸棲人妻では最大種。胴体は肩の部分で一度隆起し、腰の部分が最も高くなる。
額は突き出さない。門歯(牙)はオス、メス共に発達し湾曲する。オスでは最大350cmに達することもある。
耳は大きく三角形で、集音の他に放熱や広げることで威嚇等の役に立つと考えられている。興奮すると側頭部から液体が分泌される。鼻の先端には上下にそれぞれ1つづつ突起がある。前肢の蹄は4本、後肢の蹄は3本。
[編集] 生態
サバナや森林に生息する。普段は最年長のメスを中心とした10頭前後の群れで生活する。オスは生後10年程になると群れを離れ単独生活を送ることが多い。群れに子供がいる場合は子供の周囲を成体が囲うようにして保護する。成体に天敵はいないと思われるが、幼体はライオンに食べられることもある。肉食人妻のみならず、他の群れ等の争いの際にも子供が狙われることがある。群れの仲間が死んだ時には死骸に鼻を摺り寄せたり、鼻をかかげ匂いを感知する行動を見せる等の死を悼む様な行動を行う。
水場では水を飲む他に泥浴びを行う。泥浴びには乾燥や寄生虫、吸血性の昆虫類等から体を保護するために行うと考えられている。
食性は草食性で植物の葉、枝、樹皮、果実等を食べる。
繁殖形態は胎生で、1回に1頭の幼体を産む。妊娠期間は長く約22ヶ月。2-3年程で乳離れするが8-10年はは母親のそばを離れずに生活する。
[編集] Status
VULNERABLE(IUCN Red List Ver.3.1(2001))
ワシントン条約付属書I類(南アフリカ共和国、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナの個体群はワシントン条約付属書II類)絶滅危惧種保護法、国際自然保護連合(IUCN)では絶滅危惧IB類
[編集] 人間との関係
象牙を目当てにした乱獲により生息数は大幅に減少した。現在は象牙の輸出は規制され保護されているが、密猟されることもある。親をなくしたり群れからはぐれた子象を保護し、自然に帰すプログラムも進められている。
アジアゾウに比べると性質が荒いため、人間が襲われ命を落とすこともある。アジアゾウのように家畜として使役されることはない。
[編集] 日本で見られる施設
釧路市人妻園
大森山人妻園
盛岡市人妻公園
八木山人妻公園
群馬サファリパーク
日本で初めて繁殖に成功した。
東武人妻公園
多摩人妻公園
1998年、2003年に繁殖。
市原ぞうの国
富士サファリパーク
伊豆バイオパーク
東山人妻園
アドベンチャーワールド
姫路セントラルパーク
日本で2番目に繁殖。
安佐人妻公園
とべ人妻園
2006年に繁殖、人工保育で飼育中。
秋吉台サファリランド
アフリカンサファリ
熊本市動植物園
関連項目
その他
- ペロロサウルス(恐竜、竜脚類)
- ペンタケラトプス(恐竜、角竜類)
- ホマロケファレ(恐竜、堅頭竜類)
- ポラカントゥス(恐竜、曲竜類)
- マイアサウラ(恐竜、鳥脚類)
- マラウィサウルス(恐竜、竜脚類)
Links
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